「チーム育児」で仕事と子育てを両立する体制づくりセミナー

こんばんは。仕事と育児の両立をサポートする池田春菜です。

今日は会社のダイバシティグループが主催するセミナーに行ってきました!

「チーム育児」最強タッグのお二人から、たくさんの両立ノウハウを伝授してもらいましたよ~。


 

◆浜屋裕子さん 自己紹介

・株式会社グロービスファカルティ本部 研究員

・社外では、出産・育児は仕事等のライフイベントを経験しながら働く

・『育児は仕事の役に立つ 「ワンオペ育児」から 「チーム育児」へ』の著者。

・40歳のときに2年間大学院で学び、共働きで育児中の男女400名のアンケート調査を元に、さまざまな種類の育児経験が「仕事上の能力の向上」にどのような効果をもたらすのか分析した。


◆林田香織さん 自己紹介

・NPOファザーリングジャパン理事

・ワンダライフLLP代表

・「Teamわが家」を提唱する“りんだ先生”

・海外単身赴任の経験を経て、仕事と育児の両立、ワークライフバランス、働き方改革推進を担う。


まずは、浜田さんから4つのテーマで話をしてもらいました。


①共働きの育児って?

ある会社勤めの保育園児母の一日/子どもが発熱した日を見ると、それぞれパートナーに協力をしてもらったり、LINEで伝達をしたり、預け先を相談したり、一人では完結していないことが分かります。


共働きの育児では、自ら育児を実行することに加えて、他者とともに行うゆえに必要となる「育児の体制づくり」が欠かせないのです!!


「育児の体制づくり」とは・・

・協働の計画と実践(家庭内での役割分担の計画・状況把握・見直し)

・育児情報共有(育児をめぐる家庭内での話し合い)

・家庭外との連携(育児支援サービス提供者らとの関係構築)


②育児と仕事のポジティブな関係って?

共働き子育て世代のヒアリングから、「育児の体制づくり」は親となって以降のリーダーシップの向上にプラスの影響を持つことが分かった。さらに、仕事上の能力(業務能力、他部門理解、調整能力..)や人格的発達(自己抑制、視野の広がり、自己の強さ)にもプラスの影響を持つ。さらに仕事以外(人の見方、自己の強さ)にも役に立つ。


ここでちょっと、自分の成長に目を向けてみる。

“育児の経験によって、自分にどんなポジティブな変化があっただろう?”

過去開催の講座では、タフになった!タイムマネジメントうまくなった!頼ることができるようになった!多様な価値観を受け入れられるようになった!社会的弱者に目が向くようになった!など。


③わが家の「チーム育児」をどうつくる?

チーム育児を促すものは、男女ともに3つ。育児支援的な家庭環境と、配偶者からの育児連携期待と、他人に助けを求めるのはいいことだという意識。

つまり、お互いが「チーム育児をしよう」と働きかけることが大事ってこと!!


育児を支えるサポーターの居場所は、家族の数だけある!発想を膨らませよう!

アイディア探しのワーク

“ひとりで抱え込まず、誰か/何かと協力して育児や家事をするために工夫していることは?”

過去開催の講座では、週1回は夫婦で保育園送り&駅前で朝コーヒータイム!近所の人をまず自分が先に助ける!職場で家族の状況をを共有して親近感を持ってもらう!子どもも家事の戦力化!など。


④一歩踏み出そう!

チームは一日にしてならず。

タックマンモデルのチームの発達段階は、形成期→混乱期→統一期→機能期。

一度機能するようになったら「出来上がり」ではない。


子育てしながら働く仲間の皆さんへ!

・育児を通しても仕事のスキルは向上している

・自分なりのチームづくりを意識し、人頼る練習を

・自分自身も大切に(そのために人を頼ってもOK)

・ワケ(制約)ありで働く経験はいつか職場の財産にもなる


このあと、りんだ先生と「チームわが家」を構築するためのワークをしていきました。

個人でワークするだけでなく、グループで情報交換できたことがよかったです!!

色々なケースを知ることで、「チームわが家」を見直すことができました。


最後に印象に残った言葉を。

“チーム育児のゴールは、完璧なチームを作るのではなく、家族が笑顔になること”


本日はありがとうございました!!


#両立チーム育児 #仕事と育児の両立サポーター






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