今注目のポジティブ心理学~well-beingとイノベーション~
こんにちは。ワーママゆとりカフェオーナーのはるちゃんです。
先日、会社のダイバシティ研修でユニリーバの島田由香さんによる「ポジティブ心理学」の講演を聞きました。イノベーションを起こしながら仕事をしたり、幸せな人生を歩んでいったり、とても参考になる考えを教えてもらったのでシェアします。
ポジティブ心理学とは
「人々は意義ある充実した人生を送り、彼ら自身の中でベストのものを育み、愛・仕事・遊びの経験を向上させることへの意欲を持っているという信念の上に築かれている」
やり方ではなくあり方が大事!!
この講演を聞きにきた私たちには、悩みと望みがあるはずです。悩み/望みをそれぞれ紙に書き出してみましょう!
(ここで実際に書き出し、悩みと望みの両方に意識を向けました。)
そして分かったのは、悩みと望みは表裏一体であること。悩み/望みを書いて客観的に見つめると、メタ認知(自分を外側から見ること)ができるようになります。悩み/望みのどっちを頭において生きていくかで、意識的に選択したものに注意が行くようになります。
人間には2種類のマインドしかない
固定化されたマインドと、成長するしなやかなマインドです。固定化されたマインドだと考えも行動も変わりません。成長するしなやかなマインドセットがあれば、あの人ができるんだったら自分もできる!と思えます。
Well-beingとポジティブ心理学
Well-beingとは、心身ともに健康で社会的に良い状態。継続的幸福。HAPPY(瞬間的な感情)とは異なります。その瞬間瞬間、どの感情に敏感になるのです。
継続的幸福の大切な5つの要素:Well-Being PERMAモデル
・ポジティブな(快適な)感情
・主体的に関わる
・よい人間関係
・意義/意味
・達成/熟成
PERMAが高い人、特にPが高まっていくと他も高まっていきます。ジョブクラフティングで、仕事の意義・意味を持てるようにもなります。
生産性を高めよう、ではなくBe Happy
幸せには地位財(他人との比較で満足を得る所得や役職、家やクルマなど)と非地位財(健康、自由、愛情)があり、非地位財には継続性があります。幸せの4因子は、やってみよう!(自己実現と成長の因子)ありがとう!(つながりと感謝の因子)なんとかなる!(前向きと楽観の因子)ありのまま!(独立とマイペースの因子)。
Well-beingが高いことの恩恵
・健康と長寿
・素晴らしい人間関係
・仕事のパフォーマンスと創造性の向上
・社会への参加・社会性のある行動
・レジリエンスの向上
Weii-beingは高められる
・あなたが幸せでいることは、あなたの周りの人の助けになります
・幸せは、ゴールを達成し、よりよく生きることに役立ちます
・幸せは、あなたの内側からやってきます
Weii-beingを高めるためのエクササイズ
1.誰かに助けてもらったことを3つ
2.自分についていいところを3つ
3.“ありがとう”を言いたい人を3人+その理由
4.自分が恵まれていると思うこと3つ
5.自分が満たされていると思うこと3つ
このエクササイズは時間の関係で一部しかできませんでしたが、考えて人に話すことでより心が温まり効果的だと感じました。
チームって?
成果が出るチームは、
①心理的安全性 ②信頼性 ③構造&明確さ ④意義・意味 ⑤影響力
一人一人がどういう状態か、で組織が決まります。組織活性化=個の活性化+チームの活性化。リーダーとは、メンバーを最高の状態にできる人です。
コミュニケーションのカギ
む:向く(おなかを向ける、意識を向けいてる、相手の方を向いている)
き:聴く・訊く(耳と目と心を使って聴いている、問いかける)
つ:伝える(重いと信念を相手に届ける、相手の認識を確認する)
盛りだくさんの内容で、明日からwell-beingに生きられるコツをたくさんもらえました!!
0コメント