両立サポート座談会の作り方
こんにちは。ワーママゆとりカフェオーナーはるちゃんです。
いよいよ春を感じられるくらいに暖かくなってきましたね。復職が近づいていてドキドキします。育休の過ごし方も振り返る時期になってきましたよ。
昨年10月に初めて育休コミュニティでオンラインの両立サポート座談会をやりました。オンラインでは38名、オフラインではキッズライン復職準備カフェで57名、合計95名のワーママと向き合い活動を広げてきました。ありがたいことに外部から「両立サポートはどんなことをやっているのか?」と興味を持ってもらう機会もいただいています。
私としては、
「復職経験のある先輩ママが、誰でも職場やママ会で両立サポートできる状態」
を目指したいと考えています。
誰でも両立サポートできるようになってほしい!そんな思いから、両立サポート座談会の作り方のポイントをまとめてみました。これから両立サポートのための場づくりをされたい方にとって、少しでも参考にしてもらえれば嬉しく思います。
1.座談会の目的を決める
座談会では、参加者に有意義な時間を過ごしてもらうため、最初に目的をお話しています。これから主催をされる機会がありましたら、ぜひ告知をする前に、この目的を考えてみてください。
ちなみに私の両立サポート座談会の目的は5つです。
・仕事と育児の両立には様々な形や理想があると知る
・仕事復帰に向けての不安や迷いをなくす
・他の参加者から知恵を借りる/貸す
・新たな気づきが見つかる/見つける
・やらなくてもいいことが見つかる/見つける
ここで「借りる/貸す」「見つかる/見つける」という言葉を使っているのは、他の参加者のサポートをしてもらいたいという意図があります。その意図も、参加者に伝えるようにしています。
2.告知&事前課題を集める
告知では自己紹介と企画に至った背景に加えて、事前課題を集めています。実際の告知文はこちら。そうすることで、参加者をイメージして悩みを知ることができ、座談会をよりスムーズに進められます。ちなみに事前課題を集めた会では、当日のドタキャンは一人もいません。
【事前課題】
①復帰予定を教えてください。 ●年●月●日
②お子様の年齢を教えてください。 ●歳
③完璧に両立できている状態を 100 点満点としたら、今は何点ですか? ●/100 点
④その点数をつけた理由(できていること、できていないこと)を具体的に教えてください。
⑤100 点満点はどんな状態ですか?できるだけ具体的に教えてください。
⑥当日参加するメンバーに聞きたいことはありますか?
これまで事前課題に答えてくれた方20名より許可をいただき、こちらに公開させていただきます。かなり細かく書いてもらっているので、両立のリアルな悩みを知ってもらえるかと思います。
3.場を和ませる
座談会が始まったら、参加者の緊張をほぐしていきましょう。お互いの共通点があれば伝えたり、子どもの話をしたり、声を出したりすると、緊張が和らぎます。私はアイスブレークとして、簡単な自己紹介の時間を作っていました。初対面でなければ省略します。
・お名前/ニックネーム
・お子様の年齢
・昨日嬉しかったこと
4.一人一人の話す時間を作る
座談会というと通常、ざっくばらんに話す形式が多いと思います。オフラインで人数の多い場合は、どうしても一人一人の時間を作ることは難しいと思います。ただ、人数が少ない場合、あらかじめ時間を割り振ることはおすすめです。一人一人の話す時間を作ることで、どうしても聞きたいことは持ち帰ってもらえます。事前課題があれば、一人30-40分で質問と次へのアクションを含めた話ができるように思います。
5.話者には全員で答える
座談会を始めた最初の頃、ついついアドバイスしたくなって話し過ぎていました。話者が聞きたいことを一人でアドバイスしようとすると、どうしても偏った意見になってしまうのです。回数を重ねるうちに、黙っていても参加者同士でそれぞれがいい方向へ導かれていることに気づきました。複数の先輩ママからのアドバイスがあると、その中で話者にとって心地よいものを取り入れることができます。きっと、どう仕事をしていきたいか、どう生活していきたいか、は人それぞれ。ぴったり合うロールモデルなどありません。両立サポート座談会の役割は、一人一人のオリジナルな両立スタイルを探るヒントを見つけることなのだと思います。
いかがでしたでしょうか?両立サポート座談会、やってみるイメージは湧きましたか?もし身の回りで両立に悩むワーママを見つけたら、気軽に職場ランチやママ会で取り入れてみてくださいね!!
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